大谷翔平のスプリットに回る回る 米特集動画が爽快「この球と結婚できますか?」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米名物セレブが「大谷のスプリットを集めた28秒」をSNS上で公開「20年のサイ・ヤング賞だ」

 昨年10月初旬に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受けた影響で、今季は打者一本で挑むエンゼルス・大谷翔平投手。マウンド復帰、二刀流復活は20年シーズンとなるが、米国ではメジャー1年目の昨季に高いポテンシャルを見せた「投手・大谷」にスポットライトが当てられている。

「ショウヘイ・オオタニの2018年のハイライト」、「ショウヘイ・オオタニのスプリットを集めた28秒(全て1試合から)」とのコメントで自身のツイッター、インスタグラムを更新したのはロブ・フリードマン氏。本職は弁護士ながらも、カレッジで活躍する息子の投手コーチを務めたことで米メディアで注目されているフリードマン氏。SNS上では「ピッチング・ニンジャ」として投手を様々な形で分析し、現役メジャーリーガーや米メディアからもフォローされる名物セレブだ。

 フリードマン氏は大谷の昨季登板からのハイライトをピックアップ。スプリングトレーニング中の調整登板から本拠地初登板で7回12奪三振1安打無失点に抑えて2勝目を挙げた4月8日のアスレチックス戦、アストロズ・アルトゥーべから切れ味鋭いスライダーで見逃し三振を奪う場面などが収められている。

 注目はフリードマン氏が「ディレクターズカット」としてコメント欄でアップした大谷のスプリットにスポットを当てた動画だ。本拠地初登板、アスレチックス戦で投じたスプリットで15個の空振りを奪うシーンを28秒に収めている。大リーグ公式サイトの動作解析システム「スタットキャスト」で分析担当者のデビット・アドラー記者は「この試合、アスレチックス打線は大谷が投じた21球のスプリットのうち16球を空振り。空振り率76.2%……笑」とコメントで付け加えている。

 ファンからは早くも20年の「投手・大谷」の復活を待ち望む声が相次いだ。

「2020年のCY賞」

「2020年が楽しみだ」

「そのスプリットは(100マイルの速球やスライダーは言うまでもなく)普通じゃない。2020年まで彼の投球が見られないなんて残念だ。でも、その頃彼はまだたった25か26歳だ」

「すげぇ才能ある」

「打撃のハイライトと一緒にスプリットのハイライトが投稿されるのを期待していたら、これを見つけた!」

「球の軌道がいい」

「今球界で最も良い投球のひとつだ……彼が強くなって帰ってくることを願う」

「え!全部同じ試合!えげつない球だな!」

「この球と結婚できますか」

 昨季全体ではスプリットで空振り率55.8%を記録した大谷。米国ファンは早くもショウヘイ・オオタニの20年の投球再開を待ち望んでいる。

【動画】本拠地初登板で衝撃の奪三振ショー 大谷翔平がアスレチックス戦で投じた“えげつない”スプリット集

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