元Gマイコラス、来日前の所属球団は? MLB公式“レ軍忘れ去られた10人”選出

レンジャーズ時代のマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
レンジャーズ時代のマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

2018年にオールスター選出のマイコラスもかつてはレンジャーズに

 2019年に野球殿堂入りを果たしたハロルド・べインズ。全盛期を主にホワイトソックスで過ごしたことから、白と黒のユニフォームの印象が強い同選手だが、実はレンジャーズに在籍していたことはあまり知られていない。

 そこで、MLB公式サイトは「レンジャーズでプレーしていたことを忘れ去られている10人の選手」と題して、輝かしい実績を持ちながらもレンジャーズでは存在感を示すことのできなかった選手たちを紹介。17年まで日本でプレーし、昨季からカージナルスに移籍したマイルズ・マイコラス投手も選出されている。

 2015年からの3年間は巨人に所属していたマイコラス。精密なコントロールを武器に来日1年目でいきなり13勝、防御率1.92の好成績を残し、最高勝率(.813)のタイトルを獲得した。2年目は故障の影響もあり14試合の登板にとどまったが、3年目はともにリーグ2位となる14勝、防御率2.25に加え、最多奪三振(187奪三振)を獲得するなど、圧倒的な投球を見せた。

 2018年からはカージナルスで米球界復帰。先発ローテーションの柱としてナ・リーグトップタイの18勝をあげ最多勝を獲得。初のオールスター、サイ・ヤング賞候補にも選出された。9回あたりの四球数は、サイ・ヤング賞受賞のデグロム(1.91)らを凌ぐリーグ最高の数字(1.3個)を記録するなど、持ち前のコントロールの良さを生かした投球でインパクトを残した。

 記事では「来日前の14年シーズンで、彼はレンジャーズで10試合に先発した。レンジャーズでは15人の投手が先発登板している」と、紹介。この年マイコラスは2勝5敗、防御率6.44と不調に終わっていた。

 他にも9度のオールスター選出を誇るカルロス・ベルトラン(2016年シーズン途中に加入)や、歴代9位の609本塁打を放ったサミー・ソーサ(1989年、2007年)らがセレクトされている。

(Full-Count編集部)

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