鷹ドラ4板東が打撃投手で“プロ初対決” 福田に死球与え「今日は20点です」

打撃投手を務めたソフトバンクのドラフト4位ルーキー・板東湧梧【写真:藤浦一都】
打撃投手を務めたソフトバンクのドラフト4位ルーキー・板東湧梧【写真:藤浦一都】

今後は「コントロールの精度を上げていきたい」

 ソフトバンクのドラフト4位ルーキー・板東湧梧投手が7日、打撃投手を務め福田秀平外野手と中村晃外野手を相手に“プロ初対決”を果たした。

 板東がマウンドに上がったのは、ドラ1右腕の甲斐野央投手が投げた直後。急に雨が強まる悪条件の中での投球となったが、キャンプに入って評価を上げたコントロールは評判通り。ただ、福田への最後の1球が右肘への死球となり「申し訳なかったです」と反省しきり。福田は一度大きな声をあげたものの、すぐに「大丈夫、大丈夫」とルーキーを気遣った。

 板東は「一昨日100球投げたのと、今朝のランキングの疲れがあったんで、自分の投球が続かなかったのは反省点。終盤はシュートしていました。やはりA組の打者は高さが甘いと外野の頭を超えるような打球を打たれますね。ここからはコントロールの精度を上げていきたいです」と振り返った。

 捕手を務めた高谷裕亮は「きれいな縦回転。甲斐野や杉山(一樹)のような剛球投手とは違ってコントロールピッチャーですね。変化球も交えたコンビネーションでやっていけると思います」とドラ4右腕の成長に期待していた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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