ボルシンガーがブルペンで31球 変化球の制球に手応え「いい自信をつかめた」

ロッテのマイク・ボルシンガー【写真:佐藤直子】
ロッテのマイク・ボルシンガー【写真:佐藤直子】

オフは週2度のペースで投球練習を継続

 ロッテのマイク・ボルシンガー投手が7日、沖縄の石垣キャンプで2度目のブルペン投球を行った。この日は直球に加え、カーブ、スライダーを交えて合計31球を投げ、「いい感触で投げられた」と笑顔で振り返った。

 チームに合流した日に入った1回目のブルペンでは18球を投げ、主に直球の仕上がりにポイントを置いた。2度目となったこの日は「変化球の制球に気を配った。カーブ、スライダーともに、この時期にしてはいい仕上がりだと思う」と手応え十分の様子だ。

 来日1年目だった昨季は13勝を挙げる活躍を見せたが、実はシーズン初登板まで変化球に自信が持てずにいたという。だが、今年は1回目のブルペンから変化球も交えて投げ「いい自信をつかめている」と話す。

 昨季は9月途中で戦列を離れ、1年投げきることはできなかった。肩肘や体を回復させるため、25日間のオフを取ったが、「その後は週に2度ほどボールを投げ、徐々に肩を作り上げたんだ」と言い、その継続的な投球練習が現在の好感触につながっていると見ている。

 次回のブルペンでは50球を目安に投げる予定。変化球の仕上がりに自信を見せつつも「あくまでも基本は直球。実戦登板を経ながら直球の精度を上げていきたい」と2年目のシーズンに向けて意気込んだ。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

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