楽天は久米島最終日、間近に迫った実戦へ… 8日のパ・リーグキャンプ見所

西武・源田(右)、山野辺【画像:(C)PLM】
西武・源田(右)、山野辺【画像:(C)PLM】

ロッテはレアード、バルガスの助っ人コンビが…

 2月8日、ソフトバンクは第2クールを終えて休養日を迎えるが、その他のチームでは間近に迫った実戦へ向けて、熾烈なアピールが続いている。4球団の8日の春季キャンプの見どころを見ていこう。

〇楽天、久米島キャンプの最終練習日、居残り特打に銀次と村林が登場

 9日が移動日、10日は休養日となるため、1軍選手にとっては8日が久米島での最終練習日となる。そんな中、村林と銀次が全体練習後の特打を行う予定だ。昨季28試合に出場し、飛躍のきっかけを掴んだ村林。さらなる成長へ向け、課題とされている打撃に磨きをかけたい。一方、投手陣では宋家豪、石橋、濱矢が打撃投手を務める予定だ。宋家豪はドラフト1位ルーキー辰己との対決もあるだけに、特に注目が集まるだろう。

〇西武、全体練習前後に主力野手が打撃練習、投手陣は強打ノックに挑む

 西武では外崎、源田、森、金子侑といった主力選手たちが早出で打撃練習を行い、全体練習終了後の個別強化では山川も打撃を行う予定だ。”獅子おどし打線”の中核を担う選手たちが現段階でどれだけの仕上がり具合にあるか、改めて確認するいい機会となりそうだ。投手陣には強打ノックが行われる予定で、新戦力の内海や、ヒースとマーティンをはじめとする外国人選手たちが強烈な打球をいかに捌くかにも注目だ。

〇ロッテ、助っ人大砲2人のバッティングと、期待の若手たちの個別練習に注目

 9日からLamigoモンキーズとの「アジアゲートウェイ交流戦パワーシリーズ2019 in石垣島」を控えるロッテでは、レアードとバルガスという期待の助っ人2名が打撃練習を行う予定。持ち前のパワーを活かした豪快な打撃に注目が集まりそうだ。また、全体練習終了後には菅野、吉田に加えて安田と平沢が揃って打撃練習を行う予定で、同じタイミングで始まる内野守備練習では三木と並んでルーキーの松田が登場。初の実戦を前に、チームの将来を担う若手選手たちはどんなプレーを見せてくれるだろうか。

〇オリックス、先発ローテ入りを目指す2人が打撃投手へ登板、捕手の特守にも注目

 10日から紅白戦が予定され、実戦色が強まりつつあるオリックスのキャンプ。注目は、捕手の特守を2日連続で行う伏見だ。昨季は得意の打撃を活かし、内野を中心に76試合に出場した伏見。このキャンプ5度目の特守ということで、正捕手獲得への並々ならぬ決意が見て取れるだろう。一方、投手陣では先発転向を目指す山本や、復活を目指す松葉が午後に打撃投手として登板予定。アピールへ向け、どのような投球を見せるか注目だ。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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