ハム栗山監督が「待ってた」ダルビッシュ訪問 「刺激になる選手はいっぱい」

日本ハム・栗山監督【写真:盆子原浩二】
日本ハム・栗山監督【写真:盆子原浩二】

若手には「世界が認める選手に1人でもなって」と熱い思い

 カブスのダルビッシュ有投手が7日(日本時間8日)、米アリゾナ州で行われている古巣・日本ハムの春季キャンプを訪問した。日本ハムの栗山英樹監督は「実感として持ってくれればありがたい」と、若手にダルビッシュの凄さを“感じて”ほしいと願った。

 ダルビッシュと「色々な話ができた」と明かした栗山監督。「この前ダルのとこで何人も選手がお世話になった」と3日(同4日)にダルビッシュの自宅に清宮幸太郎内野手ら日本ハムナインが訪問したことにも触れ、「ちょっとしっかりと話したりするだけでも刺激になる選手たちはいっぱいいる」とメジャー移籍後も古巣を気にかける元エースへの感謝を口にした。

 さらに「世界が認める選手に、1人でもなってほしいという思い。これは言葉でいうよりも目の前にね、そういう日本ピッチャーがいるわけだから。実感として持ってくれればありがたいと思います」と続けた指揮官。「本当に色んな話をしてくれて。待ってたんだよね、ちょっと。(ダルビッシュが)来るの。いい時間だった」と嬉しそうに話した。

 一方で、昨季は怪我の影響などでわずか1勝に終わったダルビッシュも、「本当に唯一無二、なんでもできるピッチャー」と一目を置く新加入の金子弌大投手と会話するなど、刺激を受けた様子。2019年は日本ハム、ダルビッシュ両者の活躍に期待したいところだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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