歴代トップ3は王貞治、野村克也、張本勲…今季達成が予想される記録【塁打編】

歴代塁打数で1位となっている王貞治氏【写真:Getty Images】
歴代塁打数で1位となっている王貞治氏【写真:Getty Images】

歴代1位は王貞治の「5862」、2位野村克也&3位張本勲と大打者が並ぶ

 塁打(Total Bases)は、安打によって回った塁の数だ。単打×1+二塁打×2+三塁打×3+本塁打×4で求められる。塁打が多い打者は、安打数が多く、その上に長打が多い打者ということになる。貢献度の高い打者の指標だと言えるだろう。

◯塁打数10傑()は実働期間。

1 王貞治 5862(1959-1980)
2 野村克也 5315(1954-1980)
3 張本勲 5161(1959-1981)
4 門田博光 4688(1970-1992)
5 金本知憲 4481(1992-2012)
6 衣笠祥雄 4474(1965-1987)
7 長嶋茂雄 4369(1958-1974)
8 山本浩二 4361(1969-1986)
9 落合博満 4302(1979-1998)
10 土井正博 4178(1961-1981)

 NPBの本塁打数1位の王貞治(868本)と2位の野村克也(657本塁打)が1位、2位、史上最多安打の張本勲(3085安打)が3位。昭和を代表する大打者がずらりと並んでいる。平成になってからデビューした打者では金本知憲が唯一名前を連ねている。

 塁打記録は、3000塁打から500刻みで表彰される。現役打者が、今季到達しそうな塁打記録についてみていこう。

◯4000塁打 (過去13人)

阿部慎之助(巨)3647(2001-2018) あと353塁打

 塁打の最多記録は1950年、松竹、小鶴誠の376塁打だから理論上は巨人の阿部にも可能性があるとは言えるが、阿部のキャリアハイは2012年の303塁打だから、少なくとも2年はかかるだろう。

ホークス内川は4月にも3000塁打到達か

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