田中将大、6年目シーズンへ世界一誓う また雪の日に渡米「何なんすかね~」
昨季は地区シリーズ敗退、今季は「チャンピオンリングを獲れるように」
ヤンキースの田中将大投手が9日、メジャー6年目のシーズンに向けて羽田空港から全日空機で渡米する前に取材に応じた。
昨季は2年連続プレーオフに進出しながら、地区シリーズで敗退。田中は「6シーズン目になりますけど、悔しい思いしかしていないので、喜びのほうが大きいシーズンにしたいなとは毎年思ってますけど。今年こそはという思いも強いですし、いいシーズンを送れるようにまずかしっかり準備してやっていきたいと思います」と話し、「チャンピオンリング獲れるように頑張ります」と力強く語った。
昨季は27試合(156投球回)に先発し、12勝6敗、防御率3.75の成績で、米移籍1年目からから5年連続2桁勝利を飾った。チームはプレーオフ進出を果たすも、地区シリーズでレッドソックスに惜敗。今季は2009年以来10年ぶりのワールドシリーズ制覇に向け、オフに積極補強を行った。
この日、都内は雪。2014年、メジャー1年目で渡米する際も、首都圏の交通機関が麻痺するほどの大雪の中でチャーター機で日本を発った。
田中は「何なんすかね~。いつもと違う時期に出発しますけど、なんでこんなに一番寒い時にあたるのかなぁというふうには思いましたけど……。なんなんでしょうね。僕が聞きたいですね」と苦笑。もっとも、ここまでの調整は順調で「あとは自分がやっていきたいようにやっていくだけかなと思いますので。シーズン開幕の時にいい状態で迎えられるように」と話す。同じア・リーグで、打者に専念するエンゼルスの大谷翔平投手、マリナーズに加入した菊池雄星投手らとの対戦にも注目が集まるが、「何か面白いこと言えればいいんですけど、特に意識はないです。来る時は来るし……というスタンスでしかないので」と自然体で臨む。
ヤンキースのバッテリー組は2月14日(同15日)からフロリダ州タンパでキャンプインする。
(Full-Count編集部)