“台湾の大王”が挨拶代わり1本 初打席初安打のハム王柏融「ホッとしている」

紅白戦に出場した日本ハム・王柏融【写真:盆子原浩二】
紅白戦に出場した日本ハム・王柏融【写真:盆子原浩二】

紅組の「3番・左翼」で先発出場し、第1打席で左前打を放った

 “台湾の大王”が初実戦で挨拶代わりの一打を放った。日本ハムに加入した王柏融外野手が9日(日本時間10日)、紅白戦に出場。紅組の「3番・左翼」で先発出場し第1打席で左前安打を放ち、上々のデビューを飾った。

 出番はいきなりやってきた。初回2死走者なし。西村が投じた5球目の外角147キロにバットを合わせると打球は左翼線へ弾んだ。16、17年と2年連続で打率4割をマークした男が本領を発揮。移籍後“初安打”は技ありの一打となり「結果がヒットだったのですごくホッとしている。この1本を自信にしてどんどん攻めていきたい」と安堵の表情を見せた。

 第2打席では左腕・宮台の球筋をしっかりと見極め四球を選んだ。初実戦は1打数1安打1四球に終わったが「楽しみにしてきた。個人的にもテーマを持ってやってきたので、結果に繋がってよかった」と笑顔。今後も実戦、そしてレギュラー争いが続いていくが「どんどん試合に出て結果に繋げれば。開幕に合わせたい」と先を見据えていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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