静養中だった西武多和田が1日で練習復帰 4クールの紅白戦に意欲「投げたい」

ブルペンでキャッチボールを行った西武・多和田真三郎【写真:岩国誠】
ブルペンでキャッチボールを行った西武・多和田真三郎【写真:岩国誠】

キャッチボール、ウエートトレーニングなどで汗を流した多和田

 12日に体調不良のため宿舎で静養していた西武・多和田真三郎投手が13日、室内練習場に姿を見せ、キャッチボールやウエートトレーニングなどで汗を流した。

 前日の休養は筋肉の張りなどではなく、体調を崩したため大事をとって静養だったという多和田。この日から練習に復帰し、別メニューとなっている榎田大樹投手とのキャッチボールや遠投のほか、室内練習場のブルペンにも足を運び、捕手を立たせた状態で約20球ほどのキャッチボールも行った。

 ブルペンでのキャッチボールは、予定されていたものではなかったが「ここまで感覚もいい感じできているので、その感覚だけは忘れたくない」と、傾斜を使った投球の感覚を忘れないため、自ら思い立って行ったものだという。

 予定外の休養を挟むこととなった多和田だが、第4クールで予定されている紅白戦には「どこかでは投げます。投げたいです」と、前向きな姿勢を見せた。「自分の役割としてしっかりやるために」と話すが、その心中にはしっかりと、エースとしての意識が芽生えて始めているようだ。

(岩国誠 / Makoto Iwakuni)

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