「なんてことだ!」――菊池雄星のブルペン投球を地元メディア絶賛「もの凄い動き…」

マリナーズ・菊池雄星【写真:田口有史】
マリナーズ・菊池雄星【写真:田口有史】

ブルペン投球を見た地元ラジオ局「ESPNシアトル」が絶賛

 西武からポスティングシステム(入札制度)でマリナーズに移籍した菊池雄星投手。アリゾナ州ピオリアでのキャンプではメジャー流の短縮練習に戸惑いを見せながらも順調なスタートを切った。地元ラジオ局は移籍1年目の日本人左腕を絶賛している。

 菊池は13日(日本時間14日)にキャンプイン後初めてブルペン入り。スライダー、カーブ、チェンジアップを交え、37球を投げた。その投球を絶賛したのは地元メディア「ESPNシアトル」だった。同ラジオ番組の司会者ブロック・ヒュアード氏は西武のエースとして日本通算73勝を挙げた左腕のブルペン投球に「なんてことだ! 彼の球は、もの凄い動きをするじゃないか……まだキャンプでの初ブルペンなのだが」と称賛した。3月20、21日のアスレチックスとの日本開幕戦(東京ドーム)で菊池がデビューが期待されている。同氏は「サプライズとは私は思っていないがね」と言及した。キャンプ初日にして、その”実力”を認めさせた。

 練習後、菊池は練習時間の短さなど日本球界との違いを口にした。同氏は「現時点で最も大きな順応は、(日本の)10時間の練習から約1時間の練習に代わることだと…。その彼の言葉が気に入った」と語った。キャンプ序盤にして、地元メディアを虜としたようだ。

(Full-Count編集部)

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