ロッテ、楽天が練習試合、ハムは甲子園の再現… 16日、パ・リーグキャンプの見所

日本ハム・吉田輝星(左)と柿木蓮【写真:荒川祐史】
日本ハム・吉田輝星(左)と柿木蓮【写真:荒川祐史】

日本ハムの紅白戦は昨夏の甲子園決勝にマウンドに上がった吉田輝、柿木が先発

 2月1日から始まった春季キャンプは16日目を迎える。この日はついに楽天とロッテのパ・リーグ球団同士が対決するなど、開幕に向けてチーム内外における真剣勝負の気配も濃くなってきた。16日のパ・リーグ春季キャンプの注目ポイントを挙げていきたい。

○日本ハム紅白戦は、甲子園決勝の再現?

 日本ハムは、かいぎんスタジアム国頭で紅白戦を行う。先発はドラフト1位の吉田輝と、同5位の柿木が務める予定。昨夏の甲子園決勝を思い出させる両投手の対戦は高校野球ファン必見だ。プロ2年目の清宮との対戦も楽しみなところ。

○楽天とロッテが練習試合

 休養日明けの楽天は、12時30分から金武町ベースボールスタジアムでロッテと練習試合を行う。今年初の対外試合となった14日の阪神戦には2-5で敗れたものの、レギュラーを狙うオコエがチーム初本塁打を放って存在感を見せた。

 対して、すでにキャンプを打ち上げたロッテは、15日の斗山ベアーズとの練習試合で、バルガスが適時打含むマルチ、安田が4安打と打線が活発。今年初のパ・リーグ同士の対戦は、互いの仕上がりを確認する絶好の場となるだろう。

○西武投手陣対「獅子おどし」打線

 西武は13時から8イニングス制の紅白戦を行う。先発は、今シーズンの飛躍が期待される本田と今井の予定だ。一方、スタメンには秋山、中村、山川ら主力がずらりと名を連ねており、12球団最強打線と巻き返しを期す投手陣とで、見応えのある一戦が繰り広げられそうだ。

○ソフトバンクは期待の3人が特打に指名

 ソフトバンクは午前中をランニングに費やし、個人練習を実施する。野手陣では真砂、西田、高田の3人が、厚い選手層の中から一歩抜け出すため、バットを振り込む予定だ。

(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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