助っ人打者が王柏融だけである理由―ハム栗山監督が絶賛する4割打者の能力

今季の日本ハムには「なんで他に外国人のバッターがいないのか」

「今、野球が進化してOPS的な、ランナーを何個進めてくれるかとか、点にどうやって絡むかが重要な要素になってきている。そこにはボールを遠くに飛ばせるという能力がかなり大きな、ウチにとってプラスになるかなあという感じはする」

 オフにはブランドン・レアード(現ロッテ)、オズワルド・アルシアと2人の助っ人打者が退団した日本ハム。特に、2016年にホームラン王に輝くなど、4年間で131本塁打を放ってきたレアードがいなくなったことは大きいようにも見える。だが、アベレージヒッターと見られがちな王柏融は“長打力“も補える存在だと指揮官は見ている。

「(王柏融は)4割という方向が強い感じがするかもしれないけど、3冠王をとってきたという、そこがなんで(今季の日本ハムに)他に外国人のバッターがいないのかというところも、彼のそこ(長打力)が補ってくれるという感じもあるわけ。そこは明らかに力を持っているというのは間違いないよね」

 4割打者にして3冠王。台湾で輝かしい実績を残してきた新助っ人が、日本ハム打線のキーマンになることは確かだ。

(Full-Count編集部)

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