「いい感覚で投げられました」 前田健太がインスタで打撃投手時の写真を公開

ドジャース・前田健太【写真:田口有史】
ドジャース・前田健太【写真:田口有史】

打撃投手として登板の前田 「次の登板はオープン戦」

 今季2年ぶりの2桁勝利を目指すドジャース・前田健太投手。昨季は先発として開幕を迎えたが、後半戦に救援へ配置転換。19試合に救援するなど、チームのワールドシリーズ進出に貢献した。2年連続の出場となったワールドシリーズでは第3戦に好救援をみせたが、第4戦ではピンチの場面で救援失敗。昨年に続きあと一歩のところでチャンピオンリング獲得を逃す悔しい結果となった。今季は先発5番手として開幕を迎えることが濃厚だ。

 チームは23日からオープン戦。いよいよ実戦モードに突入するが、前田もシーズンへ着実にステップアップしているようだ。21日(日本時間22日)に自身のインスタグラムを更新。「今日はバッティングピッチャーで投げました!」と、この日に行われた実戦形式のフリー打撃「ライブBP」で打撃投手を務めたことを報告している。

 インスタではテークバック時、リリース時、右腕を振り切ったフィニッシュ時とコマ送りの3枚の写真を掲載。いずれも捕手の後方からとられたもので、躍動感が伝わってくる。最後に掲載した写真は投球時の前田を横からとったもの。実戦さながらの鋭い眼光で打者と対峙する迫力の1枚だ。前田は「次の登板はオープン戦。しっかり調整して試合に臨みます!」と綴り、ハッシュタグで「#いい感覚で投げられました」と追記。調整は順調なようだ。

 ファンからは多くのコメントが寄せられた。「頑張ってください」や「期待しています」といったエールのほかに、「怪我には気を付けて!」と体を気遣う声もあった。あと1か月ほどに迫ったMLBのレギュラーシーズン。ドジャースは3月28日の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で開幕を迎える。前田自身にとっては4度目となるシーズン開幕。昨年の悔しさを胸に再び世界一への挑戦が始まろうとしている。

【画像】前田健太が投球時に捕手の後方から撮影された躍動感たっぷりの写真をインスタで公開

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