イチロー開幕いける!296日ぶり実戦で即タイムリー「凄い緊張しました」

アスレチックスとのオープン戦で適時打を放ったマリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】
アスレチックスとのオープン戦で適時打を放ったマリナーズ・イチロー【写真:Getty Images】

オープン戦開幕で「7番・左翼」でスタメン出場

 マリナーズのイチロー外野手が22日(日本時間23日)、オープン戦本拠地開幕のアスレチックス戦で「7番・左翼」でスタメン出場。3回の第2打席で右前2点打を放ち、2打数1安打2打点だった。296日ぶりのベンチ入り&実戦出場で結果を残した。「変わりないですね。緊張したけど。(小さい声で)凄い緊張しました」と素直に喜んだ。

 2点リードの3回2死満塁。中継ぎ左腕のバクターから、右前へしぶとく2点タイムリーを放った。「あのヒットではちょっと恥ずかしい、恥ずかしいというか、そらぁきれいな方がいいんだけどね」と振り返った。

 2回先頭の第1打席は捕邪飛に倒れた。打席に立つ度に観客から大歓声を浴びた。「この緊張感は今日だけと思います。毎日緊張すると思うけど、これは今日だけのものと思う。次はどうゲームの感覚を取り戻すかというステップですね」と前を見据えた。

 オープン戦開幕を控えた20日(同21日)。実戦形式の打撃練習(ライブBP)で10年サイ・ヤング賞右腕、フェリックス・ヘルナンデスと対戦した際に、右足に死球を受けたが、どこ吹く風。それ以上に、久々の選手復帰の緊張感に45歳は支配された。

「最初に来た時とも違う。どれとも違う。どれとも違う緊張感でしたね。まぁ緊張するのはいつものことだけど、こういう種類のものは初めて。当然初めてのことだから初めての緊張感。当然といえば当然なんですけどね。まぁでもこういう種類のものを味わうとはね。確かに思ってもみなかったですね」

 正中堅手のマレックス・スミスが離脱中。3月20、21日のアスレチックスとの日本開幕戦(東京ドーム)でのスタメン出場が期待される。

「この緊張感は今日だけと思います。毎日緊張すると思うけど、これは今日だけのものと思う。次はどうゲームの感覚を取り戻すかというステップですね」

 一歩ずつ着実に、ステップアップしていく。

【動画】マリナーズのイチローが296日ぶりの実戦出場 打つ前に沈み込む「新型打撃フォーム」で2点タイムリーヒットを放つ!

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY