鷹サファテ、約10か月ぶりに打者と対戦 最速144キロも「気持ちよかった」

手術後初めて打撃投手として登板したソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】
手術後初めて打撃投手として登板したソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】

離脱後初の打撃投手を務め、打者6人と対戦

 ソフトバンクのデニス・サファテ投手が23日、手術後初めて打撃投手を務めた。宮崎キャンプ第6クール初日のこの日、B組の打撃投手で登板し、最速144キロをマーク。32球を投げて安打性3本という内容だった。

 約10か月ぶりとなる打者との対戦。工藤公康監督、倉野信次投手コーチも見守る中で、長谷川勇也やルーキーの野村大樹ら打者6人と対戦し、安打性の当たりは3本だった。カーブ、フォークの変化球も交えた。

 久々の打者との対戦にサファテの表情は明るかった。「約10か月ぶりに打者に投げて、それが1番の収穫だった。ブルペンで投げてきて少し飽きてきていたし、久々にバターに投げて気持ちよかった。次のステップへ行ける確認になったよ」と順調に回復ぶりをアピールした。

 17年リーグMVPに輝いたサファテは昨年4月に右股関節を手術。10か月にも及ぶ米国でのリハビリを経て、10日にチームに合流していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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