鷹・和田、昨季1軍登板なしも3万本超のワクチン寄付 「今年はたくさんの…」

ワクチン支援活動の贈呈式に出席したソフトバンク・和田毅【写真:福谷佑介】
ワクチン支援活動の贈呈式に出席したソフトバンク・和田毅【写真:福谷佑介】

背番号にちなみ2万1000本、日本一達成記念で1万本を寄付

 ソフトバンクの和田毅投手が23日、ワクチン支援活動の贈呈式を行った。昨季は左肩の故障のため、1軍登板なしに終わったものの、計3万1000本のワクチンを認定NPO法人「世界の子供にワクチンを 日本委員会」に寄付した。

 2005年から「1球投げるごとに10人分のワクチンを寄付する」という「僕のルール」を設定。公式戦での投球数1球につき10本、完投勝利した場合は1球につき20本、完封勝利なら30本などとし、これまで支援活動を続けてきた。

 昨季は1軍登板なしに終わったことで、自身の背番号にちなんだ2万1000本、そしてチームの日本一達成記念として1万本の計3万1000本を寄付した。この日、贈呈式で「世界の子供にワクチンを 日本委員会」の細川佳代子会長から感謝状を贈られた和田は「昨年は投げることが出来ずに貢献できなかった。今年は1年間、何月から投げられるかは分からないですけど、投げられるようになったら1球1球思いを込めて、1年間投げ通して、3万1000本は超えたい。たくさんのワクチンを贈れるように頑張りたい」と語っていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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