鷹・工藤監督、サファテの”復帰登板”に安堵 最速144キロも「これから上がっていく」

手術後初めて打撃投手として登板したソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】
手術後初めて打撃投手として登板したソフトバンクのデニス・サファテ【写真:福谷佑介】

17年MVPサファテは昨季序盤に股関節を手術

 ソフトバンクのデニス・サファテ投手が23日、右股関節の手術後初となる打撃投手を務めた。宮崎キャンプ第6クール初日、B組のフリー打撃に登板。打者6人に対して32球を投げ、安打性は3本。カーブ、フォークの変化球も交え、ストレートの最速は144キロだった。

 昨年4月に右股関節の痛みを訴えてチームを離脱したサファテ。その後、手術を受けて打者相手に投げたのは昨年4月15日のロッテ戦以来、10か月ぶりだった。この投球をB組が練習する第二球場まで足を運んでチェックした工藤公康監督は「投げられたという事実が大事。これからオープン戦も入ってくる。徐々に状態を上げていってもらえればいい。ボール云々はこれから練習していけば上がっていくと思う」とコメント。マウンドに立ち、打者相手に投げられたことに安堵の表情だった。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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