エンゼルスが二刀流コワート再獲得 2か月半前に戦力外も2球団を経て古巣復帰

エンゼルスが再獲得したケーレブ・カワート【写真:Getty Images】
エンゼルスが再獲得したケーレブ・カワート【写真:Getty Images】

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 エンゼルスは23日(日本時間24日)、タイガースからケイレブ・コワート内野手を獲得し、メジャー登録40人枠に入れたと発表した。カワートは昨季終了後にエンゼルスを戦力外となり、マリナーズへ移籍。さらに1月にはマリナーズを戦力外となり、タイガースへ移籍していたが、ジョシュ・ハリソン内野手の獲得に伴い、ウェーバーに掛けられたところ、古巣エンゼルスが再獲得した。

 今季から投打の二刀流を目指すコワートがエンゼルスに復帰した。高校時代に投打の二刀流で鳴らしたが、2010年ドラフト1巡目(全体18位)で入団後は野手に専念。2015年にメジャーデビュー後も主に内野手としてプレーしていた。だが、オフにマリナーズへ移籍した際に、今季に向けて二刀流調整することが発表され、その後、移籍したタイガースでも投打両方での準備を進めていた。

 わずか2か月半でエンゼルスに戻ったカワートだが、ブラッド・オースマス監督は報道陣から二刀流起用について問われると「イエス」と前向きな発言。大谷翔平、ジャレド・ウォルシュに続く3人目の二刀流選手となった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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