元Gマイコラス、4年75億円で契約延長「日本に行った時、最高の野球選手に…」

カージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】
カージナルスのマイルズ・マイコラス【写真:Getty Images】

記者会見で心境明かす「カージナルスよりプレーしたいと思えるチームはない」

 カージナルスは26日(日本時間27日)、元巨人のマイルズ・マイコラス投手と4年総額6800万ドル(約75億2000万円)で契約延長に合意したと発表した。同日には記者会見が行われ、マイコラスは「日本に行った時に、可能な限り最高の野球選手になると誓った」と振り返っている。

 マイコラスは昨季、2年総額1550万ドル(約17億円)で巨人からカージナルスに移籍。米復帰1年目でマックス・シャーザー(ナショナルズ)、ジョン・レスターというメジャーを代表する投手と並ぶリーグ最多タイの18勝(4敗)を挙げた。勝率.818もリーグトップで、防御率2.83。200イニングに到達(200回2/3)しながら与四球数はメジャー最少の「29」と安定感は抜群で、オールスターにも選出されると、サイ・ヤング賞投票では6位に入った。

 契約は今季まで残っているため、新たな契約は2020年から2023年までの4年間。今季終了後にFAとなれば、争奪戦になることが予想されていたが、一足早く大型契約を手にした。

 地元ラジオ局「KMOX」は「マイコラスがカージナルスと契約延長『ここ以上にプレーしたいチームはない』」とのタイトルでレポート。マイコラスが記者会見で「日本に行った時に、可能な限り最高の野球選手になると誓った。そして、そうした短期的な目標に注力すると、長期的な目標も自然と達成できるんだ。この先の野球のキャリアで、セントルイス・カージナルスよりも自分にフィットして、プレーしたいと思えるチームはない」と話したことを伝えている。

 2012年のメジャーデビュー後、パドレス、レンジャーズの2球団で37試合登板(10先発)、4勝6敗、防御率5.32と結果を残せず、2015年に巨人に移籍したマイコラス。しかし、日本では3シーズンで31勝13敗、防御率2.18という圧倒的な成績を残してカージナルスとの契約を掴んだ。そして、米復帰1年目で結果を残し、6800万ドルを手に。日本では美人妻として人気を誇ったローレン夫人との間には昨年7月に双子が誕生し、長女も含めて5人家族となるなど、公私共に充実している。

(Full-Count編集部)

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