負けの数は信頼の証? 最多は金田正一298敗 現役は燕石川【敗北数】

現役最多敗は燕石川、楽天岸は43勝の勝ち越し

○NPB現役投手 通算敗北数10傑

1 石川雅規(ヤ) 157敗(2002-2018) 163勝/+6
2 涌井秀章(ロ) 121敗(2005-2018) 130勝/+9
3 内海哲也(西) 101敗(2004-2018) 133勝/+32
4 大竹寛(巨) 99敗(2003-2018) 97勝/-2
5 能見篤史(神) 91敗(2005-2018) 102勝/+11
6 寺原隼人(ヤ) 80敗(2002-2018) 71勝/-9
7 岸孝之(楽) 79敗(2007-2018) 122勝/+43
8 金子弌大(日) 78敗(2006-2018) 120勝/+42
9 成瀬善久(オ) 77敗(2006-2017) 96勝/+19
9 中田賢一(ソ) 77敗(2005-2018) 100勝/+23
9 メッセンジャー(神)77敗 (2010-2018) 95勝/+18

 現役最多敗はヤクルト石川。石川は現役最多勝であり、キャリアが長くなるにつれて黒星も増えていったパターンだ。NPB通算では21位になる。

 今季から西武の内海は、巨人時代の2006年に13敗で最多敗になっているが、2011年に18勝(5敗)、12年に15勝(6敗)で2年連続最多勝。この2年での22の勝ち越しがモノを言って、通算では大きく勝ち越している。

 それを上回るのが、楽天の岸。西武時代の2012年に12敗で最多敗になっているが8回ある2桁勝利のシーズンのうち、7回で4つ以上勝ち越し。通算でも43の大きな勝ち越しとなっている。
同様に今季から日本ハムの金子弌大も、7回ある2桁勝利のシーズン全てで勝ち越し、通算で42の勝ち越しとなっている。

 対照的に昨年まで内海の同僚だった巨人の大竹は2つの負け越し。今季は100勝、100敗が共にかかるシーズンとなるが、どちらを先に達成するだろうか。

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