イチロー、元G監督・高橋由伸氏へイジリ炸裂「慶応はさわやかだねぇ!」

マリナーズ・イチロー(左)と高橋由伸氏【写真:田口有史、Getty Images】
マリナーズ・イチロー(左)と高橋由伸氏【写真:田口有史、Getty Images】

高橋由伸氏が練習視察 26日にも慶大ネタ「若き血は歌えるの?」

 マリナーズのイチロー外野手は、28日(日本時間3月1日)のホワイトソックス戦の出場メンバーから外れ、通常メニューで調整した。

 前日のインディアンス戦では変化球にタイミングが合わず、今オープン戦初の2打席連続の空振り三振を喫している。ここまで4試合出場で9打席に立ち、ヒットは詰まった右前への1本。本来の感覚をつかむにはまだ時間がかかりそうだ。

 フリー打撃では32スイング中6本の柵越え。体重がしっかりと乗った鋭い打球を多く放っていた。またシートノックでは右翼に就き、ワンバウンドの正確な本塁返球を連発。仲間選手から感嘆の声が上がった。

 26日に続き、この日は元巨人監督の高橋由伸氏が練習を見学。フィールド入りの際に挨拶を交わすと、オフホワイトのパンツにジャケットを手にした姿を見たイチローから「慶応はさわやかだね!」と声をかけられ、恐縮した様子だった。

 実は、26日にも「(慶応の応援歌)『若き血』歌えるの?」と慶応ネタを振られていた高橋氏。弓子夫人が同じ大学出身とあってか、イチローには気になるところだったのか?

 同氏は3月18日に「2019 MLB開幕戦プレシーズンゲーム」のマリナーズ対巨人(東京ドーム=日本テレビ)での解説者デビューが決まり、マリナーズの前取材を行ってきた。27日には敵地でのインディアンス戦も観戦するなど、3日間精力的に動いてきた。取材最終日となったこの日の練習後には、イチローとしばし笑顔で談笑。最後はがっちり握手を交わした。

(木崎英夫 / Hideo Kizaki)

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