これぞ新生・原巨人の機動力 吉川尚&丸の1・2番がランエンドヒットから先取点

巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】
巨人・原辰徳監督【写真:Getty Images】

鈴木1軍外野守備走塁コーチが掲げる意識改革の第一歩

■巨人 – ヤクルト(オープン戦・2日・東京ドーム)

 巨人が2日、ヤクルトとのオープン戦(東京ドーム)キャンプから底上げを目指している機動力を生かし、先取点を奪った。

 両チーム無得点の3回裏1死一塁。吉川尚を一塁に置き、打者は丸。カウントが3ボール1ストライクと、攻撃が仕掛けやすいカウントになり、動いた。

 吉川尚がスタートを切ると、ヤクルト遊撃手の西浦がセカンドベースに入った。丸はヤクルト2番手の原から大きく空いた三遊間へ、狙いすましたように強いゴロを放った。打球は左中間へ転がる間に吉川尚は快足を飛ばして、一塁から一気にホームイン。丸は本拠地初安打で初打点をマークした。

 キャンプ中から鈴木尚広1軍外野守備走塁コーチを中心に、次の塁を果敢に攻める意識を持って選手たちは練習をしてきた。積極的に動いた結果、生まれた得点だった。原監督も2番に丸を置くことで、攻撃的な姿勢で挑んでいくとあって、理想的な得点パターンとなった。

(Full-Count編集部)

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