「えげつない」×3―マリナーズの22歳有望左腕の変化球動画が話題

ヤンキースから移籍したシェフィールド、ファンも大喜び「この子は良いね」

　オフに主力を大量放出し、再建モードに突入したマリナーズ。今季は若手のブレークが求められているが、その中の1人が元エース左腕ジェームズ・パクストンとのトレードでヤンキースから移籍してきたジャスタス・シェフィールド投手だ。新加入の菊池雄星投手とともに、先発ローテーションの一角を担うことが期待される左腕の変化球が「えげつない」と話題になっており、マリナーズは公式インスタグラムで動画を公開している。

　1日（日本時間2日）のオープン戦・ブルワーズ戦に先発したシェフィールド。2回1安打無失点2奪三振という堂々の内容で、オープン戦は前回登板と合わせて4回無失点6奪三振。ヤンキース時代から有望株として実力を高く評価されてきた左腕が、好投を続けている。

　平均94.4マイル（約151.9キロ）の直球にチェンジアップとスライダーを織り交ぜるシェフィールド。この日の2つの三振はいずれも変化球で奪ったが、地元テレビ局ではその投球を絶賛。マリナーズ公式インスタグラムは、中継の中で飛び出した言葉を引用し「えげつない、えげつない、えげつない」との文言を添えて動画を紹介した。

　すると、ファンは「この子は良いね」「シーズン開幕が待ちきれない！」「彼は準備万端だ」「ヤンキースファンだけど、この子を見るとツインズ時代のヨハン・サンタナを思い出す」「成長中のスター」などと大喜び。「捕手のブロックが素晴らしいね」と、切れ味抜群の変化球を止めたキャッチャーへの称賛の声もあがった。

　昨季、ヤンキースでメジャーデビューを果たした22歳のシェフィールドだが、3試合登板で0勝0敗、防御率10.13という結果に終わった。“新生マリナーズ”でブレークすることになるだろうか。