カーショーの9年連続開幕投手は黄色信号? 指揮官「妥当な線だろう」

ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】
ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:Getty Images】

3度のCY賞左腕は左肩の炎症で調整遅れ、指揮官は前田ら先発陣に自信も…

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が9年連続となる開幕投手を回避する可能性が出てきた。すでに3月28日(日本時間29日)のダイヤモンドバックスとの開幕戦で先発することが内定しているが、スプリングトレーニングでは左肩の炎症で調整が遅れている。開幕ローテーションの組み換えについて、ロバーツ監督は「妥当な線だろう。肝心なことは彼が正しい方向に向かっているということ」と否定しなかったという。MLB公式サイトなどが報じている。

 11、13、14年と3度のサイ・ヤング賞を受賞している通算153勝左腕はここ数年は腰の故障に悩まされ、戦線離脱するシーズンが続いている。昨季は9勝5敗、防御率2.73だった。MLB公式では、指揮官が「肩の炎症から順調に回復している」とし、左腕が4日にキャッチボールを行ったことを伝えているが、未だに実戦登板の予定はない。

 チームの先発陣には前田健太をはじめ、ウォーカー・ビューラー、リッチ・ヒル、柳賢振らがおり、指揮官は先発投手の層の厚さに自信を持っているというが……。メジャー屈指のエース左腕の一日でも早い復帰を願いたいところだ。

(Full-Count編集部)

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