栗山監督、奇襲の“レアード・シフト”にしてやったり「打球方向は知っているつもり」

日本ハム・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
日本ハム・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

昨季まで主軸のレアードに対し、二、三塁間に内野手3人配置→3回ピンチで野手正面をつくゴロに

■ロッテ 10-7 日本ハム(オープン戦・6日・鎌スタ)

 日本ハムの栗山英樹監督が6日、ロッテの新外国人、ブランドン・レアード内野手への奇襲シフトに納得の表情を浮かべた。

 ロッテとのオープン戦で、昨季まで4年間所属したレアードと初対決。レアードの打席では二塁・谷内が二塁ベース付近を守り、三塁・浅間はほぼ三塁線上。遊撃・中島は二、三塁間の中間に位置し、一、二塁間をガラリと空けた。

 ハマったのが1点ビハインドの3回2死一、二塁。投手の上沢は外角中心の配球。最後はフルカウントから外角スライダーを打たせた。三塁線上を守る浅間の正面に飛ぶ三ゴロとなった。

 16年に本塁打王に輝いた助っ人の打撃スタイル、力量は把握済み。かつての主軸選手との初対決でいきなりの奇襲シフトとなったが、栗山監督は「レアードの打球方向は知っているつもりなので。データを持っていかないといけない。レアードが小細工ができることも知っているが、全てオープン戦の中で出し切る、やってみると決めてやっている」と大きくうなずいた。

(Full-Count編集部)

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