メキシコ4番はオリ助っ人&先発は元ハム・メンドーサ 監督「目的は勝つこと」

会見に臨んだメキシコ代表のルイス・メンドーサ【写真:福谷佑介】
会見に臨んだメキシコ代表のルイス・メンドーサ【写真:福谷佑介】

フィロバ監督「メキシコの4番も知りたい?」と逆質問で笑い誘う

 野球日本代表「侍ジャパン」は9日と10日に「ENEOS 侍ジャパンシリーズ2019 日本vsメキシコ」を戦う。8日には前日会見が行われ、メキシコ代表はダン・フィロバ監督と、9日の試合で先発する元日本ハム、阪神のルイス・メンドーサ投手が出席した。

 今秋のプレミア12、そして来年の東京五輪出場を目指しているメキシコ。そこに向けて重要な国際大会の場となる2試合に向けて、フィロバ監督は「私たちの来日の目的はここでプレーして勝つこと」と意気込みを語った。

 侍ジャパンと激突するメキシコ代表の先発投手はメンドーサ。指揮官は「経験あるピッチャー。コントロールもいいし、いい仕事をしてくれると思っている」と信頼し、4年間日本でプレーしていた右腕は「日本でプレーしていた経験がありますので知っている選手もたくさんいる。100パーセントのエネルギーで最初から投げていきたい。大きな大会の決勝戦であるかのように、気合いを入れていきたい」と意気込んだ。

 また、フィロバ監督は「メキシコの4番は知りたいかい?」と報道陣に逆質問して笑いを誘い、第1戦の4番にオリックスのジョーイ・メネセス内野手を“指名”。今季からの本拠地で戦う試合で、指揮官は「オリックスでプレーしているし、この試合でも大いに活躍してくれると思う」と期待していた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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