星稜奥川、連投で3回0封&最速148キロ! 本人驚き「それだけ出ていたんですね」

練習試合に登板した星稜・奥川恭伸【写真:沢井史】
練習試合に登板した星稜・奥川恭伸【写真:沢井史】

9日に引き続き連投となったが最速148キロをマークした奥川

 第91回選抜高校野球大会に出場する星稜が10日、金沢市内のグラウンドで光泉(滋賀)と練習試合を行った。1戦目で前日の小松戦に続くマウンドに立った奥川恭伸投手(2年)は3回を2安打無失点と好投した。

 前日に比べストレートのキレが良く、2球だけだったがスライダーも解禁し感触も確認。「ストレートは昨日より指のかかりが良かったですが、変化球は抜けることがあってまだまだです」と振り返った。

 初回に光泉の上位打線がファウルで粘るシーンもあったが「それでも自分のストレートで押すことができたと思います」と前を向いた。この日はNPBスカウトのスピードガンでは148キロをマーク。「それだけ出ていたんですね」と本人は笑顔をこぼした。

 もう少し力を入れて投げればそれ以上の数字を出せたそうだが、今の時期に無理は禁物だ。「球速ではなく球質で勝負したいです。理想は勝てるピッチングをすることです」。

牽制球を何度も入れるシーンも「この冬はかなり練習してきました」

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