ハム吉田輝、無失点デビュー 最速146キロ、バットへし折り「球速以上にキレ」

日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】
日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】

プロ初の対外試合登板で1回1安打無失点 最速146キロで空振り三振を奪う

 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手が12日、イースタン教育リーグ・楽天戦(鎌ヶ谷)でプロ初の対外試合登板。7回から救援し、1回1奪三振1四球、1安打無失点だった。直球の最速は146キロだった。

 7回、先頭のヒメネスの四球を与えたが、岩見を146キロ直球で空振り三振に。続く山下の中前打で1死一、二塁としたものの、代打・橋本を143キロ直球でバットを折ってニゴロ併殺打に仕留めた。

 吉田輝は「キャッチャーのマトの大きさだったり、バッターの大きさだったりが高校の時と違う。そこの感覚だけしっかり確かめようと思っていました。全力のストレートはそんなに多くは投げていないですけど、しっかりカウント取れたのでいいボール投げられたかなと思います。三振取った時の高めのボールは、球速以上に自分の求めているキレとかが感じられた。だいぶ試合慣れしてきたなと思いました。テンポを良くしていきたいと思います」と振り返った。

 この日は報道陣30社80人が集結。鎌ケ谷スタジアムに集まった1306人の観客からは大歓声を浴びた。

(Full-Count編集部)

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