日ハム吉田輝に、11年目巧打者も舌巻く「千賀投手になれるような真っ直ぐ」

日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】
日本ハム・吉田輝星【写真:荒川祐史】

楽天橋本到は7回1死一、二塁で二ゴロ併殺打に倒れる

 日本ハムのドラフト1位、吉田輝星投手が12日、イースタン教育リーグ楽天戦(鎌ケ谷)で対外試合デビュー。7回から4番手としてマウンドに上がり、1回を投げて1安打1奪三振1四球で無失点。最速は146キロだった。

 真っ向勝負だった。7回。吉田輝は先頭のヒメネスに四球を与えたが、岩見を最速146キロの真っ直ぐで空振り三振に。続く山下の中前安打で1死一、二塁としたものの、143キロ直球で代打・橋本のバットをへし折り、二ゴロ併殺打とした。全20球のうち直球18球と攻めの投球だった。

 二ゴロ併殺打に倒れたプロ11年目の橋本は「高校生であれだけの球を投げられるのは、さすがだった。今年(宮崎の練習試合で)ソフトバンクの千賀投手と当たったんですけど、将来的に千賀投手になれるような真っ直ぐを投げていた。スピードは別にして球の質感は似ているかなと思いました」と舌を巻いた。

 ソフトバンクの千賀滉大投手は最速158キロの剛速球を持つ。前回のWBCで日本人で唯一、大会ベストナインにも輝いた。球速には10キロほどの差こそあるものの、吉田輝の直球には、それだけの可能性を感じていた。

(Full-Count編集部)

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