大谷らの微増契約で注目 今季は約7620万円、ヤ軍ジャッジの年俸どうなる?

6年契約を結んだ選手は…「ジャッジのような選手は、年俸調停に進んでいくべき」

 また、カージナルスのポール・デヨングのように安全な道を選ぶ選手がいることも紹介している。デヨングは新人の2017年に108試合、25本塁打の活躍を見せ、2018年3月に6年2600万ドル(約28億9500万円)の長期契約を結んだ。「あのような経済的な保証を得られたことは、僕にとっては重要なことだったよ。より安心感が生まれるからね。そういった安心感があれば、自分への負担も少ない状況でプレーしやすくなるからね」とデヨングは語る。

 その一方で「けど、ジャッジのような選手は、年俸調停に進んでいくべきだよ。もし彼が数年間待たずに今すぐ長期契約を結んだ場合、彼は自身が得るに値する金額を掴むことはできないかもしれないからね。彼の市場価値からすると、今すぐ年間2000万ドル以上は稼げているはずだよ」とも話しており、全ての選手が同じ道を選ぶべきではないという。

 記事では、ジャッジが仮に年俸調停権を取得した場合、カブスのクリス・ブライアントの1085万ドル(約12億814万円)という年俸調停有資格者1年目の記録を破る可能性もあるとし、さらに、ベッツが持つ年俸調停有資格者2年目の記録である2000万ドル(約22億2700万円)を上回る可能性もあるとしている。

「僕にはやらなきゃいけないことがある。それはプレーに集中するということ。他のことをあれこれ考えるためにお金を貰っているわけではないからね。そういうことを処理するために代理人という存在があるのだから。どうなるかしばらく様子をみていこう。次の数年で、何が起きるかわからないわけだから」と語っているジャッジ。そう遠くない将来、ジャッジはどれだけの大型契約を結ぶことになるだろうか。

(Full-Count編集部)

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