DeNA、ダイヤモンドバックスと業務提携 三原球団代表「経験、ノウハウを交流することで成長に」

DeNAはダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップの締結を発表【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】
DeNAはダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップの締結を発表【写真提供:横浜DeNAベイスターズ】

戦略的パートナーシップを締結 MLB球団と初の業務提携

 DeNAは14日、大リーグのダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。期間は2019年シーズンから21年シーズンまで。海外球団との戦略的パートナーシップ締結は2018年7月に締結したキャンベラ・キャバルリーに続き2例目。MLB球団との業務提携は球団として初めてとなる。

 提携内容はチームオペレーションにおける情報交換(プロスカウティング情報の共有、チーム編成及ひ゛育成・運営ノウハウの共有など)、チームオペレーションにおける人材交流(フロントスタッフ、アスレティックトレーナー、コーチ等の相互派遣など)、チームオペレーションにおけるその他相互協力(施設利用など)、ビジネスオペレーションにおける情報交換、人材交流、その他相互協力(新しボールパーク構築、球場におけるIT活用をはじめとした改修事業、ファンエンゲージメント、マーケティング等でのビジネスノウハウの共有など)の4点。

 DeNAがDバックスのマネジメント層が若く、オープンマインドな考え方、新たな取り組みに対する積極的な姿勢に共感。DeNA側から声がけをし、戦略的パートナーシップを締結する運びとなった。三原一晃専務取締役球団代表は「このたび、アリゾナダイヤモンドバックスと戦略的パートナーシップを締結することができ、大変嬉しく思います。ダイヤモンドバックスはプレーの質はもちろん、チーム運営に関する積極的な姿勢、魅力的なボールパークづくりなど先進的な取り組みを行う球団として、かねてから注目していました。今回の締結を通して、両球団が持つ経験、ノウハウを積極的に交流することで、更なる成長に繋げていきたいと思います」とコメントした。

 ダイヤモンドバックスのデリック・ホールCEOは「今回のベイスターズとの業務提携はチームオペレーションだけでなく、ビジネスオペレーションも含めた幅広い分野のものとなっており、大変嬉しく思っています。今後、我々のノウハウをベイスターズに提供するだけでなく、ベイスターズからも多くのこと学ぶ機会にしたいと思います」とコメントしている。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY