開幕投手の燕・小川が5回3失点 指揮官は「求めるレベルはもっと高い」

ヤクルト・小川泰弘【写真:荒川祐史】
ヤクルト・小川泰弘【写真:荒川祐史】

チームは神宮5試合連続で初回に失点 小川監督「今日もまたかと…」

■ヤクルト 7-7 広島(オープン戦・21日・神宮)

 開幕投手のヤクルト・小川泰弘が不安を残したまま、29日の阪神戦(京セラドーム)を迎えることになった。

 21日の広島戦(神宮)でオープン戦4試合目の先発をしたが、5回96球で6安打3失点。粘りはしたが、初回はストレート、変化球とも球が高めに浮き、安部にはスライダー、バティスタは142キロの速球、松山にはチェンジアップがいずれも甘くなっての3連打で2点を失った。

 4回には西川にカットボールを右翼席に運ばれた。5回は2番・安部から3者連続三振と意地を見せたが、先発した13日のロッテ戦でも6回に突然崩れて5失点と、安定感を欠いている。

 「最低限、粘れたことはよかった」と小川は振り返った。

 チームはホームで5試合連続で初回に失点。「今日もまたかという思いにさせてしまう」。先発したライアン小川については「(粘りはしたが)求めるレベルは(もっと)高いところにある」と奮起を促していた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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