西武辻監督、高卒3年目の今井に先発の軸として期待「1年間投げて」

DeNAとのオープン戦に登板した西武・今井達也【写真:荒川祐史】
DeNAとのオープン戦に登板した西武・今井達也【写真:荒川祐史】

今井はDeNA戦で6回5安打2失点 指揮官「力みもなく投げられていたように見えた」

■西武 4-3 DeNA(オープン戦・23日・メットライフ)

 西武の辻発彦監督が23日、高卒3年目・今井達也投手に先発ローテーションの軸として働きを期待した。23日のDeNAとのオープン戦(メットライフ)で6回2失点と好投。予定通りいけば開幕2戦目の30日ソフトバンク戦(ヤフオク)で先発することになる右腕について、辻発彦監督は「ローテの中心というか、どこに入ろうが1年間投げ通してほしい」と大きな期待を込めた。

 今井は1点リードの4回1死二塁からロペスに一時逆転2ランを浴びたものの、6回5安打2失点。5三振を奪った。この日の今井の投球について辻監督は「やっぱりホームランが多いよね。ロペスへのホームランは失投。あの高さに変化球を投げたらだめ」と注文をつけたが、「力みもなく投げられていたように見えた」と3年目右腕の成長に目を細めた。

 試合は1点を追う9回に1番金子侑、2番源田の“新オーダー”が連打で逆転し、サヨナラ勝利をおさめた。辻監督は「オープン戦とはいえ、勝つのはいいこと」と笑顔を見せていた。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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