オリ東明「いい感じ」7回途中2失点の好投! OP戦防御率0.96でいざ開幕2戦目へ

オリックス・東明大貴【写真:荒川祐史】
オリックス・東明大貴【写真:荒川祐史】

オープン戦は3試合に登板し2勝0敗、防御率0.96と絶好調

■オリックス 4-2 阪神(オープン戦・23日・京セラドーム)

 オリックスの東明大貴投手が23日、阪神とのオープン戦に先発し6回2/3、7安打2失点。1週間後に迫った開幕第2戦目に向け万全の投球を見せた。

 100キロ台のカーブ、スライダー、フォークを駆使し緩急自在の投球で阪神打線を打ち取った。6回には糸井に2点タイムリーを許すなど7安打を浴びながらも粘りの投球で7回途中2失点にまとめ「バットに(ボールが)当たることを嫌がらない。打たれることに関しては必ずありますから」と語り、粘りの投球で先発の役割を果たした。

 奪った三振はわずかに2つ、相手の打ち気を誘い長打を浴びる危険のある緩いボールも大胆にストライクゾーンに投げ込んだ。打たれることを恐れずマウンド上ではどんなピンチの場面でも常に平常心。すでに開幕2戦目の先発が内定しているが「オープン戦はある意味オープン戦なので」と苦笑いを浮かべる。

 ディクソンの故障により回ってきた開幕ローテだが、ここまでオープン戦は3試合に登板し2勝0敗、防御率0.96。18回2/3を投げ与えた四球はわずかに2つと抜群の制球力、安定感で西村監督の信頼をつかんだ。「今日の投球も十分でしょ。彼本来の投球術で相手のバッターのタイミングをずらしている」と賛辞を送った。

 16年以来3年ぶりとなる開幕ローテ入りを手にしている右腕は「今のところいい感じで投げられていると思う」と手応え。3月30日の日本ハム戦は万全の状態でマウンドに上がりそうだ。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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