大谷翔平、米メディア選出の“球宴”メンバーに選出「常に球界最大のスター」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米スポーツメディア「ザ・リンガー」が一塁/DHで選ぶ「信じられないくらいエキサイティング」

 昨年10月初旬に右肘内側側副靭帯の再建術(トミー・ジョン手術)を受けた影響で今季は打者一本となるエンゼルス・大谷翔平投手が米メディア選出のオールスター戦メンバーに選ばれている。米スポーツメディア「ザ・リンガー」が伝えている。

 同メディアは「2019年のオールMLB.tvチーム」として、先発、救援、一塁/指名打者、二塁、中堅など10ポジションで2人ずつ選出。「もしあなたが球界で最もエキサイティングな選手を見たいとしたらどうだろうか? フィールドでのパフォーマンスが優秀で劇的であり、生きる喜びを感じられる2人をポジションごとに選出した」との観点で選んでいる。今回が7回目。大谷は一塁/指名打者部門でブルワーズの大砲、ヘスス・アギラール内野手とともに選ばれている。

 大谷は昨季114試合出場し、打率.285、93安打、22本塁打、61打点、10盗塁。OPS.925を記録した。「オールMLB.tvチームにDHを含めるのは今回が初めて。それはもちろんリストにオオタニを入れるためである」と、一塁部門に指名打者を新たに追加したことを説明。続けて選出の理由を称賛とともにこう綴っている。

「我々は今年マウンドでオオタニを見ることはないが、彼はグローブを持っていなかったとしても、信じられないくらいエキサイティングな選手である。2018年は367打席に立ち、.285/.361/.564の成績を残した。OPS+は152であり、規定打席に達していたら、ア・リーグ5位になっていただろう。それに、さり気なく10盗塁。ケン・グリフィーJr.を思い出させるゴージャスな左の強打者である」

 記事の最後には「彼は笑顔でそうしたことを全てやっている。常に球界最大のスターの1人であり、そうであるべきである」と締めくくっている。現在はチーム本隊に帯同し、5月復帰の実戦復帰を目指している打者・大谷。世界中が「OHTANI」の復帰を心待ちにしている。

○米スポーツメディア「ザ・リンガー」選出のオールスターチーム

【捕手】
ウィリアンズ・アストゥディロ(ツインズ)
ホルヘ・アルファーロ(マーリンズ)

【一塁/DH】
大谷翔平(エンゼルス)
ヘスス・アギラール(ブルワーズ)

【二塁】
オジー・アルビーズ(ブレーブス)
ウィット・メリフィールド(ロイヤルズ)

【三塁】
ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
マット・チャップマン(アスレチックス)

【遊撃】
アンドレルトン・シモンズ(エンゼルス)
フランシスコ・リンドーア(インディアンス)

【左翼】
ロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)
アンドリュー・ベニンテンディ(レッドソックス)

【中堅】
マイク・トラウト(エンゼルス)
ラモン・ロリアーノ(アスレチックス)

【右翼】
ヤシエル・プイグ(レッズ)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)

【先発】
マックス・シャーザー(ナショナルズ)
ヘルマン・マルケス(ロッキーズ)

【救援】
エドウィン・ディアス(メッツ)
アダム・オッタビーノ(ヤンキース)

(Full-Count編集部)

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