西武山川、開幕投手の富士大後輩・多和田の援護誓う「みんなで勝ちをつけたい」

西武・山川穂高【写真:安藤かなみ】
西武・山川穂高【写真:安藤かなみ】

ソフトバンクの先発は千賀、「日本を代表する投手」も「みんなで打ち崩す」

 西武は28日、福岡のヤフオクドームで29日の開幕戦に向け練習を行った。昨季のホームラン王・山川穂高内野手は開幕を直前に控え、初の開幕投手を務める大学の後輩・多和田真三郎投手の援護を誓った。

 昨季は全試合4番として先発出場すると、47本の本塁打を放ち10年ぶりのリーグ優勝に貢献した。チームの主軸として迎える開幕戦は「特別だと思います。やっと明日始まる。うずうずしています」と気持ちの高まりを隠さない。

 ソフトバンクの先発・千賀滉大投手から昨季放った4安打は全てホームラン。山川は千賀について「日本を代表する投手だし、開幕戦で投げるということですごい球を放ってくる」と警戒する。一方で「それをみんなで打ち崩す。(西武先発の)多和田も頑張ってくれると思うし、みんなであいつに勝ちをつけたい」と同じ富士大出身の多和田の援護を誓った。

「緊張したり(気持ちが)高まる中で、必死にやった結果がホームランになるのかヒットになるのか、全部打てないのか(まだわからない)。結果を出しに行くが、明日はチーム全員で勝って開幕を迎えたい」と話した山川。新しいシーズンの門出を勝利で飾り、リーグ連覇へ歩みを進めていく。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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