日ハム浅間「1番・三塁」で初開幕スタメン 「ぐっすり過ぎるくらい眠れました」

日本ハム・浅間大基【写真:荒川祐史】
日本ハム・浅間大基【写真:荒川祐史】

プロ5年目で初めて開幕1軍、スタメンで出場する浅間

■日本ハム – オリックス(29日・札幌ドーム)

 日本ハムの浅間大基外野手が29日、オリックスとの開幕戦(札幌ドーム)に「1番・三塁」で出場。プロ5年目で開幕1軍は初めて。本職は外野手ながら、レアード内野手(現ロッテ)が抜けた三塁のポジションを勝ち取った。

 初めて臨む1軍の開幕戦を前にしても浅間の表情はいつもと変わらなかった。「多少違う感じはしますが、準備は一緒。昨夜? ぐっすり過ぎるくらい眠れました」と頼もしい。

 これまでの野球人生で全く経験したことのない三塁の守備に挑戦したのは昨秋のキャンプから。それでも天性のセンスと日々の努力で、周囲も目を見張る成長を遂げた。1月には、横浜高の先輩でもある近藤健介外野手と鹿児島・徳之島で自主トレを行い、力をつけた。オープン戦は三塁と外野の両方をこなしながら、10試合に出場して打率.289と結果を残した。

 オリックスの先発・山岡について「本格派ピッチャーという感じ。シンプルに、ポイントを前めにして、反対方向を意識しながら、変化球にも対応したい」と攻略イメージはできている。19年ファイターズ打線の1番打者として突破口を開く。

(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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