ブルワーズ“火の玉左腕”の無双動画がエグい「なんてこった」「えげつない直球」

今季2試合で投じた30球は全て直球　空振り18球ファウル2球フライアウト2球

■ブルワーズ 4-2 カージナルス（日本時間31日・ミルウォーキー）

　ブルワーズの救援左腕、ジョシュ・ヘイダー投手の無双っぷりが際立っている。30日（日本時間31日）の本拠地・カージナルス戦で9回から5番手として救援し、1回を3奪三振、無安打無失点に抑えて今季2セーブ目を挙げた。

　2点リードの9回。ヘイダーはオニール、ファウラー、ムニョスを9球で3者凡退に抑えた。3者連続3球三振の圧巻の投球。MLB公式ツイッターは「今夜の締めくくり。ヘイダーは完璧だった」と、その離れ業を紹介。全米ファンから「球界最高のクローザー」、「桁違いだ」、「この男はとても才能がある。昨季何度も見たけど、変わらずエキサイティングだ！」、「えげつない直球」、「なんてこった」、「とても恐ろしい男だ」と全米ファンが大興奮している。

　それだけではない。28日（同29日）の開幕戦では8回から救援。2回で21球を投げ、4奪三振無安打無失点で今季初セーブを挙げたが、注目はMLBスタッツ公式ツイッターが紹介した今季2試合の投球内容だ。全30球は全て直球で、空振り18球、ファウル2球、フライアウト2球と圧巻の内容となっている。

　チームは昨季ナ・リーグ中地区を制し、リーグ優勝決定シリーズに進出したが、17年39セーブ、昨季16セーブを挙げたコリー・クネイブルが右肘トミー・ジョン手術を受けることが決定。ジェレミー・ジェフレスも右肩の故障で出遅れるなどブルペンの台所事情が苦しい。火の玉ストレートを持つヘイダーの奮闘ぶりに期待したいものだ。