鷹工藤監督、“元号またぎ連覇”を誓う「平成最後の日本一。令和最初のチャンピオンを」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

チームは開幕3連勝 2日から敵地・オリックス3連戦へ

 ソフトバンクの工藤公康監督が1日、ヤフオクドームで行われた投手練習を視察。2日からのオリックスとの3連戦(京セラドーム)に向けて、「常にチャレンジする気持ちで」と新たな気持ちで臨むと語った。

 オリックスの機動力に「警戒しないといけない」

 工藤監督は最初に開幕3連勝を振り返り「打線は1番、2番が機能して中心の打者が返すという、いい形になっている。このまま行ってくれればいい」とした。今季初の遠征には「また(対戦)チームが変わるのでスタートに戻って1つずつやっていかないといけない」と気持ちの切り替えを強調。その上でオリックス打線には「結構走ってくるし、中心には長打が打てるバッターがいる。警戒しないといけないと思いますし、バッテリーの注意もないといけない」と語る。

 機動力封じのキーマンであり、西武戦でも“甲斐キャノン”を炸裂させた甲斐拓也について「いい形でスタートができていると思います。(相手が)いいスタートを切っても刺せているのは身体のキレもいいのかなと思います」と信頼を寄せる。

 また開幕3連戦で3連投となった森唯斗投手が31日の試合後に「6連戦なら6つ行く準備をする」と語った。指揮官は「いやいや、6つは投げなくていいです」と笑いながら「自信を持って投げているけど、1年間やってもらわないといけない選手なので、僕らも考えながらやっていきます」と守護神の登板過多には注意を払っていくとした。

 新元号「令和」の発表に「平成最後の日本一になれたことはうれしく思いますし、令和最初のチャンピオンを目指していきたいですね」とした上で、「今年はチャレンジャーという意識を失わないように。チャレンジする気持ちを常に持っていくことが大事。そういう思いで西武さんにも勝てたので、どことやるにしてもチャレンジャーの意識を持ってやっていきます」と、改めて今季の意識の持ち方を説いた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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