レイズ右腕の“魔球”スプリット、曲がりすぎてファン困惑「えげつない球」

レイズのライン・スタネク【写真:Getty Images】
レイズのライン・スタネク【写真:Getty Images】

「オープナー」で先発のレイズ右腕スタネク、スプリットが大きく変化して…

■レイズ 7-1 ロッキーズ(日本時間2日・タンパ)

 レイズの右腕、ライン・スタネク投手が投じた“魔球”が話題となっている。外角高めに投じたボールが、そのまま大きく変化してボールゾーンへ……。MLB公式サイトが動画を紹介すると、あまりの変化にファンから「えげつない」と驚きの声が上がった。

 1日(日本時間2日)のロッキーズ戦に「オープナー」の先発としてマウンドに上がったスタネク。主砲のアレナドにヒットを許したものの、他の打者3人は全て空振り三振という圧巻の投球だった。

 特に衝撃的だったのが、左打者の2番ダールに投じた一球だ。カウント2-2と追い込むと、5球目の88マイル(約142キロ)のボールは外角高めのストライクゾーンから急激に変化。最後は完全にボールゾーンで捕手のミットに収まった。しかし、ダールはバットを止めることができず。スイングを取られ、空振り三振となった。

 MLB公式サイトによると、この“魔球”は「スプリット」。公式ツイッターで投稿した動画には「その動き」との見出しをつけたが、ファンからは「いいね、その球を覚えたいな」「最初スライダーかと思ったよ」「スクリューボール?」「えげつない球だね」「えげつない」「素晴らしいボールだ!」などと驚きと称賛のコメントが集まった。

 レイズは、2回から登板した2番手ヤーブローが4回1/3を3安打1失点に抑えると、計6人の継投で7-1と快勝。スタネクの圧巻投球でリズムを掴み、見事に白星を掴んだ。開幕から4勝1敗と好調を維持している。

【動画】曲がりすぎてファン困惑…レイズ“オープナー”の“魔球”スプリットが「えげつない」

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