オリ、アルバース5回7失点でチーム初勝利ならず 「最後までリズム掴めなかった」

オリックスのアンドリュー・アルバース【写真:荒川祐史】
オリックスのアンドリュー・アルバース【写真:荒川祐史】

ソフトバンク打線を相手に5回7安打7失点で黒星を喫したアルバース

■ソフトバンク 11-4 オリックス(2日・京セラドーム)

 オリックスのアンドリュー・アルバース投手が2日、本拠地ソフトバンク戦に先発し5回7安打7失点で今季初黒星を喫した。ホークス相手に初登板となった左腕は「立ち上がりからボールをコントロールすることができなかった」と猛省した。

 自慢の制球力、テンポは鳴りを潜めた。2回には4連打を浴び3点を失うと、2回に今宮、5回には柳田に一発を浴びるなど5回7失点で降板。ホークス打線を止めることができず「何とか立て直そうと思ったけど、最後までリズムを掴むことができなかった」と肩を落とした。

 来日1年目の昨季は19試合に登板し9勝2敗、防御率3.08の成績を残し今季も先発ローテの一角として期待していた西村監督は「(相手打者の)タイミングも外すことができなかったし、本来の投球ではなかった」と、何度も首を傾げた。

 ソフトバンク相手には初登板となったが指揮官は「そこを含めても彼らしい投球ではなかった。あのイニングまでの失点(5回7失点)は最後まで響いてくる」と嘆いた。助っ人左腕でも敗れチームは単独最下位。チーム初勝利は3日に先発する高卒3年目右腕・山本に託された。

(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)

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