中日にまたも“貯金の壁” 逆転負けで1036日ぶりの貯金ならず 広島は連敗止める

広島は7回に鈴木が2号3ランを放って逆転に成功

■広島 3-2 中日(3日・ナゴヤドーム)

 中日がまたしても“貯金の壁”に跳ね返された。3日、本拠地ナゴヤドームで行われた広島戦。1点をリードして迎えた7回に3番手の祖父江が、広島の鈴木に逆転3ランを被弾。勝てば、16年6月1日以来の貯金だったが、借金1に逆戻りとなった。

 初回、平田の左翼フェンス直撃の二塁打と大島の適時三塁打で幸先よく先制した中日。先発の吉見が粘り強い投球で6回途中、8安打を浴びながら無失点。6回2死一、三塁のピンチで後を受けた谷元も好リリーフを見せて窮地を凌いだ。

 だが、7回、この回からマウンドに上がった祖父江がつかまる。菊池の二塁打、野間への四球で2死一、二塁とされ、鈴木にバックスクリーンへと突き刺さる逆転の3ランを被弾。試合をひっくり返された。9回に猛反撃を見せて、ビシエドの適時二塁打で1点差に。なおも1死三塁のチャンスだったが、高橋の痛烈なライナーが遊撃の正面を突き、飛び出した走者も戻れずに併殺で終戦。1036日ぶりの貯金生活とはならなかった。

 広島は先発の野村が7回を3安打1失点に封じる好投。右腕の力投に応えるように、主砲の鈴木が7回に逆転の2号3ランを放った。このリードをフランスア、中崎で守り抜き、連敗を3で止めた。

(Full-Count編集部)

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