西武森、今季1号3ラン「しっかり振り切れた」 秋山は先制打「死んでも打つ、と」

森は試合前の段階で得点圏打率.667「いい援護になった」

■日本ハム – 西武(6日・東京ドーム)

 西武の森友哉捕手が6日の日本ハム戦(東京ドーム)で今季1号3ランを放った。

 両チーム無得点で迎えた3回、日ハム2番手の金子弍大の立ち上がりを攻めた。1死満塁から秋山がライトフェンス直撃の先制2点タイムリーを放つと、2死ニ、三塁のチャンスでバッターボックスに入った森がフルカウントからチェンジアップを強振。ライオンズファンが待つレフトスタンドへアーチをかけ、5-0とリードを広げた。

 先制タイムリーの秋山はここまで打率2割と調子が上がらず苦しんでいたが、「もう必死に、死んでも打つと思っていきました」とベンチで汗をぬぐった。3ランを放った森は、試合前の段階で得点圏打率.667と驚異的な数字を残していたが、この日もその勝負強いバッティングを見せつけ、「今井のいい援護になってよかった。しっかり振り切れたし、とらえられたと思います」と会心の一発を振り返った。

(安藤かなみ / Kanami Ando)

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