ロッテ藤原、プロ初適時打&初打点 2三振喫したフォーク捉え「あれ1本でした」

ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】
ロッテ・藤原恭大【写真:荒川祐史】

ミランダのフォークを右前へ「浮いたので芯に当たった」

■ロッテ 7-3 ソフトバンク(6日・ヤフオクドーム)

 ロッテのドラフト1位ルーキー藤原恭大外野手がプロ初適時打でプロ初打点をマークした。6日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。味方打線が猛攻を仕掛けた3回に右前への2点適時打を放った。

 4試合ぶりに先発出場した藤原。2打席連続三振で迎えた3回の第3打席にようやく快音が響いた。2ストライクからの3球目、ソフトバンク先発ミランダが投じたフォークを弾き返した。それまでの2打席、苦戦していたフォークを「あれ1本でした」と狙い、捉えた。

 打球は右翼の上林が伸ばしたグラブのわずかに先でバウンドした。2人の走者が生還し、右前への2点適時打に。「浮いたので芯に当たった。いいところに決められていたら、どうだったか…」と浮つくことはなかったが、記念すべきプロ初適時打&打点となった。

 3月29日の楽天との開幕戦の第4打席でプロ初安打となる遊撃内野安打を放った藤原だが、12打席連続でヒットなし。13打席ぶりに出た安打だっただけに「良かったです」と、ちょっとだけ安堵の色を浮かべていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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