鷹・工藤監督、不振の主軸アーチを喜ぶ「デスパイネと内川くんに出てよかった」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

先発高橋礼は7回1失点 指揮官「投げる度に成長の跡が見える」

■ソフトバンク 11-1 ロッテ(7日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクは7日のロッテ戦(ヤフオクドーム)で1試合7本塁打。先発の高橋礼は7回2安打1失点(自責0)に抑え、11-1で大勝した。連敗は2でストップしたが、7回の攻撃時には主砲の柳田悠岐が7回の盗塁後に途中交代するアクシデントもあった。

 7回1失点の高橋礼に「投げる度に成長の跡が見える」

 本拠地での「WE = KYUSHUデー」は、ここ2試合分の鬱憤を一気に晴らす本塁打祭りとなった。初回の柳田悠岐の4号2ランを皮切りに、3回にはデスパイネの1号3ランと内川聖一の1号ソロと2者連続連続弾。8回には松田宣浩の3号ソロ、上林誠知の3号ソロ、釜元豪のプロ初本塁打となる1号ソロ、福田秀平の1号2ランと1イニング4発が飛び出した。

 7本のアーチで11得点。工藤公康監督は「何とか1個勝ててよかったです」とホッとした表情。「デスパイネと内川くんに出たのは非常に良かったと思います。本人たちも安心できると思いますし、何よりそれが良かったと思います」と、不振の右打者2人の一発を喜んだ。

 先発の高橋礼については「良かったですよ。彼自身のリズムでしっかり投げてくれましたし、安心して見ていられました。緩急もつけられていたし、投げる度に成長の跡が見えますね」と称賛。途中交代の柳田については「膝の違和感と聞いたが、状態はまだこれから聞きます」と話すに留めた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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