中日柳が“進化”の今季初勝利 燕主軸証言「スライダーがホップする感じ」

中日・柳から2号ソロを放ったヤクルト・雄平【写真:荒川祐史】
中日・柳から2号ソロを放ったヤクルト・雄平【写真:荒川祐史】

柳は8回3安打1失点 2試合連続QSをマーク

■中日 3-1 ヤクルト(7日・神宮)

 中日の柳裕也投手が7日、中日戦(神宮)で8回120球、4奪三振1四球、3安打1失点。今季初勝利を挙げた。

 前回3月31日のDeNA線では6回6安打2失点。今季の防御率は1.93となり、2試合連続のクオリティー・スタートと安定した投球を続けている。この日は7回2死から雄平に右越え2号ソロを浴びたが、その17年目外野手は24歳右腕の変身を証言した。「第1打席(遊ゴロ)、第2打席(遊飛)と打てなかったのはスライダー。昨年と曲がりが違った。元々スライダーも縦のカット系で(左打者の)中に入ってくるが、ホップする感じで曲がらない」とスライダーに手こずったようだった。

 昨季は10試合先発で2勝止まり。新たな勝負球を武器に、まずは先発ローテに定着したいところだ。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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