鷹・東浜「身体が張った状態で」先発へ 登板間は「追い込んで追い込んで…」

ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】

長崎で開催される日本ハム戦は「WE=KYUSHUデー」

 ソフトバンクの東浜巨投手が、9日に長崎で行われる日本ハム戦に先発する。ビッグNスタジアムでの開催となる今季2度目の登板に向け、この1週間は“追い込み調整”を続けたという。

 東浜の今季2度目の登板は、長崎での「WE=KYUSHUデー」。7日のヤフオクドーム同様、選手が着用する「WE=KYUSHU」ユニホームのレプリカが来場者全員に配布される。長崎では7年ぶりのプロ野球公式戦となるだけに「盛り上がる試合になると思いますが、そういうところで自分のピッチングをやれたらいいと思います」と東浜は語った。

 今季初の登板となった2日のオリックス戦(京セラD)では5回4失点。味方の援護もあって白星をつけてもらったが、降板後には「チームに迷惑をかけた」と猛省した。その試合から1週間の登板間は「ウエイトの負荷を増やして、自分を追い込んで追い込んで身体が張った状態」にしたという。東浜は「他の選手と違って筋力が少ないので、パフォーマンスを高いところで出すためにも(トレーニングを)やるしかない」と説明した。

 日本ハム打線には「いいバッターが多い。1番、2番が出塁して3番、4番で返すというオーソドックスなイメージ。でも、相手どうのこうのというよりは自分のピッチングをするだけ」と、あくまでも自分の投球にこだわって2勝目を目指す。

 工藤公康監督は「(左脇腹痛で)多少遅れを取ったところはあるが、上がってきているところは見えている。一気に上がることはないので、次につながるようにいいものを出していってもらいたい」と、結果よりも次につながる内容を求めた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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