大谷翔平、実戦形式の打撃練習は…指揮官「いつになるかは言えない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

投球練習については「通常の手術のリハビリ過程にのっとってやっている」

 昨年10月に右肘内側側副靭帯再建術(トミー・ジョン手術)を受け、打者としての復帰を目指してリハビリ中のエンゼルス・大谷翔平投手。ブラッド・オースマス監督は8日(日本時間9日)の試合前、「次はライブBPだけど、いつになるかはまだ言えない」と話し、実戦形式の打撃練習(ライブBP)を始める具体的な日程の明言は避けた。

 3月末から屋外で打撃練習を行っている大谷。指揮官は「彼は今日フィールドで打撃を行った。ライブBPではないが。(これまでと同じ)打撃練習だけだ。変更はない。同じスケジュールでやっている」と順調な様子を明らかにしている。

 投球に関しては「彼は通常のトミー・ジョン手術のリハビリ過程にのっとってやっている。とてもスタンダードなものだ。打撃を続けながらも、それに取り組んで行く。投球面の調整(リハビリ)は一般的な方法のままになっていく。何かしらの小さな問題が起きない限りはね」とし、ここまで投球や打撃を行っていて大谷が違和感を感じたことは「ない」とした。

 大谷はこの日、屋内でティー打撃5スイング、ソフトトス10スイング、ケージ打撃10スイング、屋外で20スイングをこなし、投球でも40フィート(約12.2メートル)10球、50-60フィート(約15.24~18.3メートル)10球、70-80フィート(約21.3~24.4メートル)20球、50-60フィート10球、クールダウン10球と順調にリハビリメニューを消化。投手陣が試合前のストレッチを始めた時には、すでにグラウンドに姿はなかった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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