イチローも登場…MLB公式の「ワンバウンド打ちヒット集」動画が凄い!?

カブスのバエスが「ワンバウンド打ち」ヒット、“悪球打ち”で有名なゲレーロにそっくり!?

■カブス 10-0 パイレーツ（日本時間9日・シカゴ）

　カブスのハビアー・バエス内野手が8日（日本時間9日）、ワンバウンドの投球をヒットにし話題になっている。これを受けて、MLB公式ツイッターはワンバウンド打ち動画集を公開。イチロー外野手のオリックス時代のヒットも登場している。

　バエスは、パイレーツ戦の2回2死一、三塁で打席に入ると、ジェームソン・タイロン投手が投じたワンバウンドのスライダーをスイング。ほぼ投げ出したような形のバットに当たった打球はショートの後ろにポトリと落ちるタイムリーヒットとなった。出塁したバエスは両手を広げておどけている。

　試合を中継していた地元テレビ局では解説者が「なんということでしょう……ハッハッハ」と笑いをこらえられず。実況が「彼は『どうやったか説明できないね』という感じのようですね」と伝えると、解説者は「少しブラッド・ゲレーロのようでした」と話した。確かに、“悪球打ち”で有名な元エンゼルスのブラディミール・ゲレーロのヒットにそっくりだった。

　MLB公式サイトは「真似することが最も誠実なお世辞。だよね、ハビー？」とのタイトルで、過去の「ワンバウンド打ちヒット」を集めた動画を紹介。ゲレーロやオリックス時代のイチローも登場している。ファンのコメントでは「MLB史上でブラッドより素晴らしい悪球打ちの打者はいないよ」など特に昨年殿堂入りしたゲレーロに関するものが多かったが、「ハビーのが一番だな」「野球の試合でクリケットが見られるのはいいね」「ヒットはヒットなんだから、そのまま受け入れないとね」「ブラッドの時は意図的にやっていたけど、ハビーのはどちらかというと『しまった』みたいな感じだね」といった声もあがった。

　現在、メジャーで最もエキサイティングな選手の一人とされるバエス。新たな“魅力”を振りまいていた。